約束をしたのに、指定されたことを実施してもらえなかった・・・。
そんな経験はないだろうか。

対機械であればその可能性は低くなるが(それでも一方的に起こしてしまうことはある)、
対人間であればなおさらである。

認識合わせの整理

認識合わせとは以下のプロセスで動くように思う。

1.認識を合わせたいAがBまたはほか複数名にコンタクトをとる
2.Aが、認識を合わせたい内容にBまたはほか複数名に会話する。
3.Bまたはほか複数名が、認識を理解する。
4.Bまたはほか複数名が、認識があっているかAに対し確認する。
5.Aが、 Bまたはほか複数名から提示された認識を理解する。
5.Aが、Bまたはほか複数名が提示した認識し回答する。
6.認識齟齬がないことを確認して完了。

以上の認識合わせはどの一つのプロセスがかけても破綻してしまう。
そのため、相手に理解できる言葉で、適切にコントロールをAが実施する必要がある。

認識合わせの整理の項に記載した類似(というよりほぼ同じ内容ではあるが)した論文を以下に示すので一度読んでいただきたい。

ソフトウェア品質管理研究会
伝わるコミュニケーション-理解基盤の構築のために-

https://www.juse.or.jp/sqip/workshop/report/attachs/2012/SQiP2.pdf